プライバシーの侵害だ

匿名劇壇という劇団を主宰する福谷圭祐のブログ。このブログは基本的に自分のためだけに使おうと思います。考えをまとめたり、情報を整理したり。ま、もちろん他人の目に触れることは意識して書くけれど。 でも、あまり読まれたくはない。だからタイトルは、 「プライバシーの侵害だ」 。

space×drama2017の今更

僕は約束を破って、

space×drama2017の劇評・感想ブログを書きませんでした。

ちょうど一年前みたいです。

ずっと「書かないと」と思っていたんですけど、それはまず嘘で。

思ってないけど、ガングリオンみたいにずっとあって。

 

僕には、遡って反省して、遡ってやり直さないといけないことがたくさんあって。

なんかもうだめだなと思ってるんですが、タイムマシンもないし。

今日、ふっと「スぺドラの感想書かないと」って頭に浮かんだ。

なぜか。

最近こういう脳のバグがよく起こる。

 

ので、書いてみたいと思います。

でも、ほとんど忘れています。

 

作話的な嘘の記憶もあると思います。

思い出し方を間違えるところもあると思う。

 

でも書きます。

これで当時の約束を達成したなんて気持ちはさらさらないし、それが無理だからもうだめなんですけど、書いてみます。

 

##

 

満月動物園「レクイエム」

 

たしか、監禁されていたような気がする。誰かが。

そしてその監禁の理由に、なにか「元トモ(あの頃の友達)」の要素があった気がする。

どっちかがどっちかを殺す展開になっていたと思う。

埋めた?埋める?なにかの過程で、タイムカプセルみたいなものが出てきた気がする。

手紙みたいなものが入っていたような気がする。

いや、何も入ってなかったのか。

何か、泥か土のようなものが出てきて、それを気持ち悪く思った記憶がかすかに。

 

小道具が全体的にチープだった印象がある。

ホラー的な表現の異化効果としてチープ、にはなってなかったと思う。

 

猫みたいなのがいて、それを人が演じていたと思う。

ダンスのような動きをしていた。

 

危機感をあまり感じない劇だったように思う。

殺される恐怖、

 

あっ。チェーンソーの音と匂いを思い出した。

チェーンソーが回転する匂いは、

油なのかサビなのか、とても血の匂いに似ていた。

 

あの重たい工具をよく覚えている。

あのとき、たしか恐怖を感じなかった。

 

たぶん、自分は絶対安全だと思っていたからだと思う。

あ、少し思い出した。

 

「自分が安全だと思っている領域を、きっと侵してくるような表現を鹿殺しはするのではないだろうか。見たことないけども。でも、この満月動物園の劇は、僕の安全圏を侵してくるような気配はない」と思ったんだ。

だから、あまり面白くないな、という感想を持ったと思う。

 

May 「ハンアリ」

 

美術館?博物館?のようなところだった気がする。

誰かの思い出の話だった気がする。思い出じゃなくて、歴史だったかもしれない。

なにか、そういう「語られるアイテム」があったと思う。

 

今、ヘルメットのような造形がおぼろげに浮かぶ。

でも、きっとヘルメットではないと思う。なんだっけ、あれ。

ヘルメットみたいな。

 

家族の話だったと思う。

貧乏だったと思う。

 

警察官みたいな人が、監視と言いながら見守っていた光景をすごく覚えている。

 

故郷に帰るとか帰らないとか、帰りたいとか、帰れないとかの話だったと思う。

 

とにかく、対岸の景色があった。

 

あ、少し思い出した。

その対岸の景色を「僕には見えないな」と思った気がする。

僕は知らないから。

勝手に想像することはできたと思う。

いや、想像したっけ。なにか、漠然とした海と、漠然とした島。

 

そういうんじゃないよなぁ、と思った気がする。

それで、そうだ。

 

その景色を見てる、その人たちの顔を見てた気がする。

それに、なにか、ぐっときたような気がする。

 

みんな見てたっけ。

カメラを持っていた人がいた気がする。

 

撮ってたっけ。

撮れなかったんだっけ。

 

今記憶にあるのは、ファインダーを覗いてなくて、肉眼で見るその顔。

 

遊劇舞台二月病「Round」

 

これはパチンコの話だった、よく覚えている。

あ、……ハンアリもパチンコが出てきていたと思う。

違ったっけ。立ってやるパチンコ。狭さとか、動き方が面白かったと思う。

 

Roundは普通のパチンコ。

夫?彼氏?が依存していく話だった。

 

オロナミンCリポビタンDかヤクルトでバレるのが、「ぽく」て面白かった。

あ、思い出した。

ケースワーカーなんだ、男の人が。

生活保護受給者の相手をしてるのに、自分がパチンコにハマるっていう。

 

借金とかしてたっけ?

覚えていない。

 

女の人も働いていたかどうか覚えていない。

妊娠してたような気もする。

でも、さすがに妊娠はしてないかも。途中でしたかも。

 

どうやって依存症を克服したのか覚えてない。

たぶん、気の持ちよう?みたいな感じかも。

大きな事件は起きていないと思う。

 

いや…? それが流産とかだったっけ。

全然違ったらどうしよう。

 

最後はパチンコをしていて。

なにか、こう、やり直す?克服する?みたいな過程を、パチンコ的な演出で表現していたと思う。それが全然良くなかった。

 

ああ、そうそう、パチンコの音と光ってやっぱりすごくて。

ああいう「ヤバイ感じ」がなかったと思う。

 

なんか、なんちゃらかんちゃらゾーンに突入、みたいな。

あー、思い出した!

そうか、生活保護受給者のいくつかの「ケース」があった。

それを、なんだ?

それをなんか、こう、クリアしていってた。

 

それはたしか、そんなわけないよね的な表現だったと思う。

妄想というか。

 

たぶんでも、すでに僕は別にどっちでもいいかなと思ってたと思う。

だから、あんまり乗ってなかったと思う。

当事者になってなかったと思う。

 

リアリティ?

今、「リアリティがあろうがなかろうが、実際にリアルであろうがなかろうが、面白くないなら意味はない」って言葉が浮かんだ。

でも、そこまでつまらなかったとは思わなかったと思う。

 

たぶん、「どっちでもいい」とどこかで思った。 

 

んあ、当時思ったのか今思ったのか。

「別に生活保護でもええのに。そんなことは、幸せとはあまり関係ないのに」

って浮かぶ。

 

##

 

たぶん大きく間違っているところもあると思います。

失礼な、すみません。

 

今年もスぺドラはある。

どれかは観に行く。

 

一個出る。

 

(了)