プライバシーの侵害だ

匿名劇壇という劇団を主宰する福谷圭祐のブログ。このブログは基本的に自分のためだけに使おうと思います。考えをまとめたり、情報を整理したり。ま、もちろん他人の目に触れることは意識して書くけれど。 でも、あまり読まれたくはない。だからタイトルは、 「プライバシーの侵害だ」 。

「筋肉少女17」感想

お世話になっております。

 

先日、筋肉少女17を観てきました。劇団員の東が出ていたので。「可愛い女の子が飛び跳ねていて魅力的」というようなイメージでしたが、そんな感じじゃなかったかな。基本的に手練が劇を回していたので、アイドルちゃんには真似できないぜって感じだろう。

 

ちょっと内容について「???」となったので、書いておく。

もちろん死ぬほどネタバレします。

 

僕はキン肉マンを全く知らないので、キン肉マンあたりのネタが全くわからなかった。ミートくんキン肉マン、あとバッファローマンラーメンマンは知っているが、ビジュアルを知っているだけで中身を全然わかっていない。「超人」の概念が、元ネタを含めて全く分からなかった。まあ別に分からなくても問題ないように作られているとは思うんだけど。わかったほうが面白いに決まっているので、置いてけぼり感は否めない。

 

「超人」は、人間とは違う生き物なのかな。筋肉少女の舞台は地球だったと思うが、キン肉マンは別の、「きんにくせい(?)」だったかな、にいるらしい。その子孫たちが、(子孫じゃなくて娘たちか、全員そうだっけ?)が、地球の、「超人学校(学園?)」に通っているという話だったと思う。理由は分からない。この世の超人は全員そこに通うのかもしれない。この世の超人て。宇宙人とはまた違うのだろうか。なんなんだ、超人。

 

まあ、それは特にわからなくてもいいんだけど、あのー、「悪魔超人」というものが良くわからなかったのが、僕にとって難解だった。超人がよくわかっていないのに、その応用編が出てきて、戸惑った。こう、「”悪魔超人”という血族で、生来の悪魔的なやつ」なのか、「超人の中で、悪いことをするタイプの超人を” 悪魔超人”と呼ぶ」のかわかんなくて。

 

僕の知識のなさも大きい。プロレスを全く知らないので、いわゆる「ヒール」ってやつも実感を伴って理解していない。たぶんこれは、「ヒール」なんだよね?

 

たしかこう、「この学校は生ぬるい!あたしたち悪魔超人が、鍛え直してやる~!」みたいなことを言ってたような気がしてさ。「……ええやん?」と思ったんですよ、僕。たしかに超人学生たちはなんだか学生然としていて、気合が足りない感じだったし。あのスケバンの子が来たのは、学校に危機が迫ってるからって話なのに、全然こいつら危機感ないし。

 

んで、こう、なんか、学校の力比べコンテストみたいなやつで、決着つけるんですよ。

 

それも「……じゃあ、ええやん?」と思って。それはだって、ルールに乗っ取って正々堂々と勝負してるわけだし。僕なんかはね、「……なんで当日まで待っているのかな?そんな…ケガしたフリとかどうでもいいから…闇討ちすればいいのにな…?」と思ってたんですよ。

(しかも結果的に、本人と戦う前に嘘がばれるという、全く意味のない状況になる。)

観終わってから、「あァ、これはその、プロレススピリッツみたいなものを、レギュレーションとして持ってるかどうかなんだなァ…」と思って。

 

そこがない人には、かなり難解な作品になっているんじゃないかな。

僕、美津乃あわさんが急に参加してきてすぐ負けて、リング外から汚い攻撃でもするのかなと思ってたら、特に何もしなくて「???」となったし。声低くてわらけたけど。

……いや、汚い攻撃、してたっけ?

このあたりから記憶がもう曖昧なんだよな…。IQがゼロになっていたから。

 

……あれ、なんかこう、ミート君もなんか、闇討ち的なことされてたっけ?

これも、元ネタがあるのかもしれないけど、最初に八つ裂きというかなりバイオレンスな爆笑シーンを見てしまっているので、ミート君はもう何をどうされても大丈夫な子だと思って見てしまってたし。何もされてなかったっけ?どうだっけ?

 

とにかくこう、あらゆる思考を吸い取るような演劇だったな。とにかく目の前の、なんだ、ちょっともう最後は何で戦ってるのかわからなかったけど、それを見て楽しむしか無かったな。なんかわからんけど面白かったし。みんな楽しそうだし。

 

もう最後のドレス姿なんて「?????」が止まらなかったぜ。なんなんだ、あれは。狂ってるぜ、マジで。客席で口パクしたもん。「(うわもう狂ってるやん)」って。マジで自分が何を見ているのかがわからなかった。何を見てきたのかがわからなくなった。「スケバンの女の子が、成長して女性になりました」という話なのか?

そんな話してたっけ!?「いつゥー!?成長、いつゥー!?」だぜ。

(っていうかスケバンは最初から黒木のこと信じてて、元々超大人だったし。)

 

でもなんかみんなお祝いしてるし、おじさんも楽しくなっちゃう。

ディスってる感じだけど、気持ち良くダブルコールの拍手をした。

 

僕、キン肉マンを全然知らないけど、多分、キン肉マンもこういう狂い方してる作品だと思うんですよね。知らんけど。そこになんか、リスペクトを感じる良い作品だったと思います。

 

ただこう、内容が意味不明なので、それだけは書いておかないと、あれだなと思って。

 

あとはあれだな、東のオープニングの制服姿が可愛くてワクワクしてたのに、あとはもうずっと黒いズボン履きやがって、「騙された!!!!!」っていうクレームくらいかな。

 

(了)