プライバシーの侵害だ

匿名劇壇という劇団を主宰する福谷圭祐のブログ。このブログは基本的に自分のためだけに使おうと思います。考えをまとめたり、情報を整理したり。ま、もちろん他人の目に触れることは意識して書くけれど。 でも、あまり読まれたくはない。だからタイトルは、 「プライバシーの侵害だ」 。

議論ゲームはあまのじゃく

お世話になっております。

 

以前、がっかりアバターの坂本隆太朗さん(故・坂本アンディ)と「花田一郎の述懐」というタイトルでフラッシュフィクションを共作したことがあります。当時、努力クラブの合田さんや劇団しようよの大原さん、ドキドキぼーいずの本間さんと立て続けに知り合って、なんだか「この若手勢で何かしらのスクラムを組むがよい!」という天啓を受けたような気分になっていました。2014年の話です。

 

でも、2017年の今、思う。「花田一郎の述懐」自体は、「…あれ?なんか…こんなもんか…」っていう程度の達成感だったし、合田さんとは大喜利以外の接点がゼロだし、本間さんと大原さんに至っては何の関わりも無い。飲みにも行かないし、そもそも作品も観ていないと言うふざけた体たらくだ。言い訳としては、「だって京都って遠いし」。でも、んなこたァ関係無いことは自分が一番良く分かっている。不勉強だね、僕は。ヘポタイヤ。

 

なにかこう、演劇以外がいいな、と思う。坂本隆太朗さん(故・坂本アンディ)と熱く演劇論をぶつけ合うの図なんて全く想像できないし、あんまり楽しくなさそうだ。僕は(故)ンディほどファッションに興味もなければ、音楽も知らないし、基本的に趣味が合わない。だけど、何かこう、関わっていたいなとは思ったりする。

だから、合田さんとの大喜利の繋がりはわりと心地が良い。

 

は、そうだ。思い出したように、STORY FOR TWO。

https://www.kiss-fm.co.jp/streaming/story_for_two/

 

こちら、合田さんの書いた本の翌週に、本間さんがゲストで書いて、それに(故)が出演しています。たぶん、次の週が僕の本じゃないかな。ちょっとそこは良くわからないですけど。たまには聞いてね、ラジオ。

 

本間さんと僕なら、熱く演劇論をぶつけ合うの図を想像できるけど、喧嘩になりそうで怖い。「お前とは価値観が合わんのじゃボケェ!」と生ビールをぶっかけるし(僕が)、ぶっかけられてしまいそうだ(本間さんが)。(注:僕がぶっかけただけ)

僕はだいたい議論の末に敗北する。負けようとして負ける時もあるが、普通に負けるときの方が多い。そして、それは僕の議論のスタイルが主な原因だ。

 

そういえば、この間の劇団会議で、松原にそのスタイルをぱくられた。ぱくぱく。

 

「○○をするかどうか」について賛成・反対で議論をしている中で、僕は賛成、松原は反対の立場にあった。複数人で話をしていて、どうも賛成意見が劣勢の雰囲気。僕が「○○だから、賛成なんだけど」と言うと、松原が「○○だから、反対だよ」という。議論もヒートアップしてきたところで、僕も松原の意見を十分にくみ取ったし、理解もした。なるほどと納得したので、「○○をするかどうか」については、「しない」という結論でOKかな、と思った。

そこで、場を整理するために、僕はこう問いかけた。

 

「現時点で、○○に賛成って言う人、この世にいる?」

 

すると、松原が手を上げてこういった。

「逆に、あたし」

 

全員驚愕であった。それから、そこそこ話して、良き所に落ち着いた。この議論スタイルは、まぎれもなく僕もモノだ。(ま、便宜上僕のモノと言ってるだけだけど。)

 

基本的に、「なるほど」と言いたくて議論をしているか、「なるほど」と言わせたくて議論をしているか、の違いになる。「なるほど」と言わせたくて議論をすることもあるが、それに退屈を感じる、というのがこのファイティングスタイルだ。松原は「なるほど」と言いたくて議論をしていたから、「逆に、あたし」というエッジの効いたパンチを放てるわけだ。

「なるほど」と言わせたくて議論している人は、こういうふうにエッジの効かせた、ハイパー手のひら返しが出来ない。立場を翻せない。それはそれでいいと思うし、もしかするとそうでなければ世界はややこしいと思ったりもするが、僕はこういうスタイルが好きだ。

嫌われるけどね。議論を混ぜっ返しているだけなのと紙一重だし、日和見主義って言っちゃえばそれまでだし。僕の「悪い癖」だ。

 

本間さんに(脳内で)ビールをぶっかけたときは、ムキになってしまっているのである。やっぱり、同世代に「なるほど」と言わされるのは悔しい。「なるほど」と言いたくて議論していく中で、いつの間にか「なるほど」しか言ってない自分に気がついて、それが悔しくて「お前とは価値観が合わんのじゃボケェ!」とビールをぶっかけてしまったんだろう。申し訳ないことをした。すみません。(注:ぶっかけてません)

 

話がずれてしまった。

演劇をしているひとたちで、演劇以外で何かがしたい、と思う。ありゃりゃ。実は今日はそんな企画を大量に書いて、企画垂れ流しブログにしようと思っていたのだが、前段のつもりで書いていた文章がどんどん膨らんでしまった。

 

例えば、運動会とかやってみたいのだ。と書いて、思う。

 

あまのじゃくだからなァ…。星野源「恋」ダンス、ふと血迷って踊ってみたくなって、劇団員の東に「あれ、踊りたいから、教えて」と言った。メガネニカナウの現場でのことだ。ところが、なんだか知らない間に、座組のみんなが踊っていた。「恋」ダンス、あんなに踊ってみたかったのに、劇場でみんなが踊りだすといっさいやる気が無くなってしまった。

そんなやつが、運動会なんて楽しめるのかな。

 

無理かなっ☆

 

(了)