プライバシーの侵害だ

匿名劇壇という劇団を主宰する福谷圭祐のブログ。このブログは基本的に自分のためだけに使おうと思います。考えをまとめたり、情報を整理したり。ま、もちろん他人の目に触れることは意識して書くけれど。 でも、あまり読まれたくはない。だからタイトルは、 「プライバシーの侵害だ」 。

OMS戯曲賞大賞、ありがとうございます。

いつもお世話になっております。

匿名劇壇の福谷と申します。

 

この度、第23回OMS戯曲賞で、大賞をいただくことができました。

劇団員たち、日頃応援して下さっている方々や、「悪い癖」の上演に協力していただいたスタッフの皆様に心からの感謝を申し上げます。

 

特にOMS戯曲賞というのは、「上演されていること」が条件の賞でありますから、なによりもこの公演を実現できたという事実に、今更ながらの感謝が押し寄せます。

 

本当に、まさか、でした。

絶対にあり得ないと思っていたので、「大賞になりました」という知らせの電話を受けた後も、しばらく疑ってしまっていました。

確かにこの耳で、「大賞になりました」と聞いたばかりなのに、電話を切った瞬間から「先ほどのお姉さんは、”対象外になりました”と言っていなかっただろうか」と。

もちろん、そんな聞き間違いをするわけはないのですが、このとき僕にとって、そんな聞き間違いの「あり得なさ」と大賞受賞の「あり得なさ」は、ほぼフィフティーフィフティーでした。どっちも、同じくらいに、非現実的だった。

 

メイシアターに到着して、ひそひそ声で「おめでとう」と言っていただけたとき、やっと安心しました。安心した途端、パーカーを来てノコノコとやってきたことへの後悔が始まりました。そしてその後悔は、今でも続いています。

 

ああ、本当に嬉しいな。

気持ちが熱いうちに、劇団員と喜びを分かち合いたかった。

 

駐車場でこっそり、西野と二人になったとき、僕は「ちょっとごめん、ガッツポーズしていい?」と言って、体育の授業でもやったことのない力強いガッツポーズをかましたことは、たぶん、死ぬまで忘れないんだろうなと思います。

 

そのあと、「アカン、腕が終わった」と、うずくまる僕までで、第一章を終わります。

 

今後とも、よろしくお願いいたします。

 

(了)